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tomato mart
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彼女に会うより先に作品に会って、
私は彼女のファンになった。
はじめての出会いは、
麻布十番にある『ギャラリーカフェバー縁縁』の展示会だった。
そこにあった絵はサンバの絵で、
じっと、じ〜っと見つめるうち、
メロディーと一緒にダンサーに囲まれている気持ちになった。
以前サンバの仕事をした時、
パンディロやクイーカ、カヴァキーニョ、7弦ギターと、ダンサーに囲まれて、
時間を忘れてすごく楽しかったことがある。
時を少しさかのぼると、
『バランサ』というすごく素敵な音楽人のライブに、
仕事を通じて出会い数回通った。
まるで日本じゃないみたい。
ブラジルには行ったことがないけれど、
「ここはブラジル?」そう思った。
本山浩子さんの絵は私をカーニバルに連れて行ってくれた。
『縁』という作品もあった。
すごく素敵だった。
お店の中はいっぱいでごはんを食べながら絵と過ごすことはできなかったけれど、
作品に出会えただけでも、すごく満足な夜だった。
それから、互いに忙しくて、
実際に顔をあわせることができたのは数ヵ月後だった。
かわいらしい人だった。
終電近くまで三茶の「Bossa」で話した。
キラキラした瞳と、やさしい声。
彼女の描く作品が彼女の中に見える気がした。
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